『努力で生み出す技術力 技術で出来る社会貢献』 株式会社若林精機工業

~阪神経営研究会メンバー紹介~
『努力で生み出す技術力 技術で出来る社会貢献』 株式会社若林精機工業 若林明宏 さん
『努力で生み出す技術力 技術で出来る社会貢献』を理念に掲げ、大阪府豊中市三国に本社工場を構える株式会社若林精機工業。医療機器の部材供給に特化した樹脂加工において、60年にわたる経験と技術を誇り、ISO9001およびISO14001に基づく徹底した品質管理のもと、設計・加工・成形・製造・検査・出荷までをワンストップで対応。用途や現場に最適な医療機器部材を提供しています。
今回は、阪神経営研究会で活躍されている若林明宏さんに突撃インタビューを敢行。理念の背景や現場での取り組みについて、お話を伺いました。
日創研経営研究会に入会したきっかけを教えてください
(若林)
阪神経営研究会に入会したきっかけは、平成最後の年である2019年に、日創研さんの企業内教育インストラクター研修(通称TT研修)に参加したことでした。研修のファシリテーターを務めていた竹本さん(阪神経営研究会第2代会長)を、同じ研修に参加していた山下さんを通じて紹介いただいたのが始まりです。
当時、阪神経営研究会はまだ設立前であったため、当初は南大阪への入会を検討していました。しかし、すでに自社の社長と取締役が北大阪に所属しており、さすがに3名が同時に会社を離れるのは業務に支障が出るため、入会を希望しながらも断念せざるを得ませんでした。その後、取締役が定年退職されたことで、私自身が入会できるようになりました。
日創研さんの研修を通じて、自分の“無知”を痛感し、もっと深く学びたいという強い思いが芽生えました。その学びの場として、阪神経営研究会に身を置きたいという気持ちが高まり、入会を決意しました。
阪神経営研究会に入って良かったことはなんですか?
(若林)
①
異業種の経営者や経営幹部の考え方や行動に触れることで、自分にはなかった視点を得ることができ、少しずつ視野が広がってきました(まだまだですが笑))
経営理念や使命、自社の強み・弱み、顧客についても、より深く考える機会が増えました。一度考えて終わりではなく、何度も何度も問い直すことができるのが、阪神経営研究会の魅力です。
ただし、入会しただけでは何も得られません。自ら行動を起こし、例会・勉強会・懇談会・研修などに積極的に参加することが必要です。もし経営研究会に入っていなければ、何もせず“口だけ”の経営幹部になっていたかもしれません。
②
「あの経営者の良いところを真似してみよう」と思って挑戦し、失敗して、また挑戦して失敗して——そんな”練習”が阪神経営研究会の中でできることが、非常にありがたいと感じています。
社内で失敗する前に、まず経営研究会の場で試すことができる。これは、実践的な学びの場として非常に価値があります。
③
社員の気持ちが少し理解できるようになったことも、大きな学びです。理事会や委員会、勉強会などで発言のタイミングがあっても、勇気が出なかったり、何を質問すればよいのか分からなかったりすることがあります。
会社でも、従業員は同じような気持ちになっているのではないでしょうか? 会議が活性化しない理由の一つは、こうした心理的なハードルにあると気づかされました。阪神経営研究会では、そうした点も学ぶことができます。
学んだことを自社でどう活用されていますか?
(若林)
学んだことは、ひと通り会社に導入し、実際に活用しています。
①
例えば、社内に多様な委員会を設置し、社員が自立的に活動できる場を提供しています。これらの委員会を通じて、組織運営に積極的に関わる機会を創出しています。
設置している委員会には、2S委員会(整理・整頓)、イベント委員会(新製品発表会、忘年会、バーベキュー大会などの運営)、グロースカレッジ委員会、理念と経営の勉強会委員会、13の徳目委員会、採用委員会などがあります。
②
業績アップ研修で学んだ内容を取り入れ、売上や変動費・固定費の削減に向けた取り組みを仕組み化しています。各部署に年間目標数値を設定し、目標達成に向けて具体的な行動を促しています。
③
導入当初は、うまくいかないことも多々ありましたが、継続することで社風が少しずつ改善されてきました。社長や経営幹部に近い考え方を持つ社員が1人、2人と増え、彼らがさらに部下を牽引するようになり、着実に成果が表れ始めています。
阪神経営研究会を勧めたいのはどんな人?
(若林)
①
経営者自身だけでなく、経営幹部も一緒に学ぶことが大切だと思います。
もちろん、経営者一人だけが学んでもうまくいく会社もあるとは思います。しかし、経営者とともに経営幹部も学ばなければ、その会社はやがて衰退していくのではないかと感じています。
順調に軌道に乗っているときは問題ないかもしれませんが、何かトラブルが起きた際に、組織が良くない方向へ進んでしまう可能性があります。だからこそ、経営幹部も経営者と一緒に学ぶことが重要だと考えています。
②
これから組織づくりに取り組もうとしている経営者の方、
あるいは、すでに組織はあるものの、うまく機能していないと感じている方には、ぜひおすすめしたい学びの場です。