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多賀社長流!経営研究会の活用方法とは?

『想像を超えて創造する』を経営理念に掲げ、リフォーム業を通して、自社職人が、お客様の住まいの悩みを解決する株式会社多賀工務店 代表取締役でもあり、阪神経営研究会の初代会長でもある多賀茂樹さんにインタビューを実施し、経営研究会の活用の仕方をお伺いしました。

株式会社多賀工務店

代表取締役 多賀 茂樹 氏

https://www.taga1.co.jp/

まずは自社紹介をお願いいたします。

(多賀社長)創業は、2003年で、会社は、20歳を迎えました。リフォーム全般・新築もする建築業です。店舗は、豊中市に1店舗と川西市に1店舗計2店舗あります。弊社の強みは圧倒的な提案力と、信頼する技術ある大工・職人たちです。人財の採用に力を入れてお客様目線のサービスを誰もが提案できるよう人財育成に取り組んでいます。

それでは、経営研究会との出会いや入会のきっかけを教えていただけますか?

(多賀社長)店舗をオープンして間もない頃、売上げは上がっていたので、初年度これくらい儲かるはずと思っていたのに、予想と違っていてとても嫌な予感がしました。固定費が、これだけ毎月かかるのに、このままでは、赤字になるかもしれない。何とかしたい一心で、『業績』を検索していました。すると日創研の研修が出てきて、業績アップ研修をすぐ申し込んだのが、日本創造教育研究所との出会いです。その業績アップ研修に参加した初日から、かなりの拒否反応が出ました。『ここで、社長をやっている人は、手を挙げてください。その中で、自分は経営者だと思う人は?』の問いに、『自分は、本当の意味での経営者ではないことを見抜かれている』と感じ、恥ずかしくてこの場を逃げたくて仕方がなかった。でも、逃げていては、業績の上げ方が分からずそのまま倒産になってしまう。そんな時、業績アップ研修の仲間から温かい言葉を頂き、リタイヤせずに継続出来ました。また、他の研修もあることを知り、いろいろな研修を受けている最中に、北大阪経営研究会に誘われ入会しました。

何歳の時に入会されたのですか?

(多賀社長)初めは、北大阪経営研究会に2013年の終わりに入会、当時39歳の時ですね。そこから2019年に南大阪経営研究会におられた竹本さんと一緒に阪神経営研究会の立ち上げをさせてもらいました。

初めて経営研究会に入り、どのような印象を持たれましたか?

(多賀社長)初めは、こんなすごい経営者がいるのかと圧倒され、自分の居場所がないなと思いました。運営会議の帰り道に、若林さんという経営者に声をかけられ、飲みに行きました。いろいろ話を聞いてくれて、分からないことも親切に教えてくれる人でした。あの時、若林さんが、話しかけてくれたから少しずつ自分の居場所が出来てきた。初めて入会された人の気持ちがわかるので、若林さんがしてくれたように、会えた方々に少しでも声をかけたいと思うようになりました。

経営研究会は、ただ学ぶだけではなく自社の業績を上げることが目的だと思います。阪神経営研究会の活用の仕方を教えていただけますか?

(多賀社長)この会の活用の仕方で、一番良いと思うことは、経営戦略を学び、自社の経営計画書を実際につくり上げること。その計画書を発表して100人近くいる異業種の経営者から、いろいろな視点で、アドバイスを貰えることですね。

最後に、どういった方に阪神経営研究会の扉を叩いて欲しいですか?

(多賀社長)『人を雇用している人』と『人を雇用しようと思っている人』です。
人を雇用するということは、人を育てていくことですね。人に必要とされる人財に育てる為には、自分の器を大きくしていく必要がある。経営者は、全従業員さんの家族の生活がかかっている。経営しているとまさかのことが、突然起きる。いろいろな経営者といっぱい話して欲しいし、いっぱい学んで欲しい。せっかく入会するなら、どんどん自分から意欲を持って参画していって欲しいですね。運営に参画することでしか味わえない体験がありますから。

多賀社長、貴重なお話とお時間をいただき、ありがとうございました!